特別定額給付金のオンライン申請など(更新あり)

(更新:2020/05/28)
限定的な内容になるけど定額給付金の申請をネット上で行った時の話を。
ウチでは成功して入金まで済んだので、ちょっとでもまだ給付が済んでいない地域の参考になれば。

(※5/28追記)5月末時点で振り込みまで完了しているので若干加筆修正しています。

■オンライン申請について

自治体によっては処理が追いつかずオンライン申請が受付停止になっている地域がありますので、各自治体のサイトなどをご確認下さい。
停止している所では郵送申請のみになります。

■申請した時の環境

私は世帯主でe-tax(確定申告のオンライン版)を行える環境を既に持っており、
マイナポイント用のIDも事前に発行していたので申請の手順はそこまで複雑なものではありませんでした。
初心者やネット苦手な人が行うと訳分からん状況に陥りそうな内容だったかも(準備さえ済ませていればPCよりスマホからのが楽?)。

ただ電子署名を登録する際にパスワード5回間違えたらロック掛かって市役所へ再設定しに行く必要が出てしまう事から申請中は緊張した。

■オンライン申請の条件

・18歳以上の世帯主であり「世帯主本人」がマイナンバーカードを持っている事

他の家族がカードを持っていても肝心の世帯主が持っていなければアウトになり、この場合は郵送申請。
最初に送られた通知カードは使えない。(通知カード自体が別の申請でも使えなくなっている)

カードの新規発行は平常時でも1ヶ月前後掛かったので(申し込みはネット上だけでも出来るけど、引き換え書類来てからの受け取り&パスワード設定で役所まで足を運ぶ必要がある)
今は給付金の件で申請する人が増え発行までの期間がそれ以上になってる地域が多く、
世帯主がカード持っておらず郵送申請が1ヶ月前後で始まる場合は焦って作って余分に待たされるより郵送申請のほうが早いかも。

世帯主の住民票がある地域の郵送申請スタートから3ヶ月以内の申請期限があるので忘れてしまわないよう注意。

世帯主として受け取る権利を得る事については、世帯分離は当事者が18歳以上である程度経済的に独立していれば同居でも可能。
高校や大学を出て社会人として1人暮らししていれば条件は一気に緩くなる(私は1人暮らしの段階で分離した)。
同居夫婦は原則として世帯分離出来ないが、世帯主の変更なら可能な場合がある。

その代わり世帯主になるなら今後の税金や保険の支払いなどを自分で対処する必要が出てくるので、
それらの負担が大きく増えるならこういった申請のためだけに分離するのは正直オススメ出来ない。
あと住民票や選挙の投票案内も世帯単位で扱われており、こっそり分離しても住民票のコピー作成でバレて問題になるケースがある。

例外になる条件がDVにより世帯主から逃げているケースぐらいなので、
選挙権ある18歳以上のカード所持者は個人申請できるようにしていても良かったんじゃないかなとは感じる。

・マイナンバーカードに入ってる電子署名の期限が切れていない事

カード作られた年が2016年頃なので普通に5年経過して切れるケースは少ないと思う(カードの表面に期限が記載されてある)。

一番注意したいのがカード作成した後で引っ越した・結婚して名字や世帯が変わった場合はマイナンバーカードの更新が必要になり、それまでの署名が使えなくなる点。
住民票や免許証と同じタイミングで更新しておけば、いざという時のトラブルを未然に防げる。

・申請で使えるパソコン&ICカードリーダーか、ICカードを読み取れる(FeliCa・NFC機能)スマホを持っている事

これについては下へ。条件を満たしていても申請出来ないケースがあるらしく油断は出来ない。

・振り込み先と通知用のメールアドレスが用意出来る事

銀行とゆうちょが別々に項目あるのでどちらか希望の口座へ記入。

メアドは入力していれば申請後に申請書類のアーカイブが入ったメールが送られてくる。
(メールの添付書類は申請成功した時に出るダウンロード項目から入手できる書類と大体同じ)

■用意するもの

[PC・スマホ共通]

・マイナンバーカードは電子署名の有効期限が切れていないかつ、2種類のパスワードを覚えている事

カードを作った時に(まだの場合は受け取り時)、ほとんどの役所で4種類のパスワードをタブレットなどへ入力して、
本人が忘れないよう予備として記入する用紙を渡されていると思います。

問題は3種→1種にまとめられる短い4文字よりも6~16文字ある署名を入れる用のパスワード。半角の「大文字」英文を必ず混ぜるややこしいヤツ。

カード作成から数年経ってるとパスワード書いた紙を紛失したまま覚えていない、が起こりやすく
申請で5回間違えてロックが掛かり混んでる市役所へ再設定しに行くケースが5月から凄く増えているとか。
(再設定がSMSなどの2段認証使ってネットで行えないのはどうなのと思うけど)

PCやスマホのネットサービスでは大文字・小文字・数字全部入力させられるパスワードも増えているので、
ネットで使うパスワードは自分だけが確認できる所へ残しておく事をオススメします。
キャンドゥ(100均)ではそういったパスワードをアドレス帳みたいに管理するミニ冊子が売ってたりする。

・振り込みに必要な通帳やキャッシュカードの画像

申請画面では振り込み先を文字で入力していくが、確認用として画像も要求される。
オンライン申請ならこういった重要アイテムをコンビニまでコピー取りに行かなくても、
スマホのカメラやスキャナーで先に撮れば画像をアップロードで送れる。画像は終わり次第削除すれば良い。

ウチでは通帳表紙の店番号&記号と漢字氏名、内側のカナ氏名(通帳画像の場合、氏名は漢字とカナを確認出来る物が必要)が
載ってる所だけ取り込み画像の長辺を1000ピクセル以下にして送った。



[パソコンから]

・Windows8.1以上、Mac10.12 Sierra以上(Macのカタリナは公式に非対応。UserAgent偽装でイケなくないらしいがウチでは環境再現できないのでやるなら自己責任でお願いします)

ウチで使ったブラウザはWin10のIE11。基本的な動作環境についてはマイナポータルのぴったりサービスにある「動作環境」から確認して下さい。

・ICカードリーダー、専用ドライバ(パソリの場合。他は不明)

非接触式でも接触式でも、マイナンバーカードが認識出来れば使用可。あればパソリかNTT製品(察せる人は互換品)が理想。
ウチにあるのは結構前に買ったソニー製のパソリ(RC-S380)で住所データも署名も何なく読めた。

ソニー SONY 非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi RC-S380


他の用途があるならともかく今回のためだけに数千円出して買うのはどうかと思うので、対応スマホがあるならそちらの使用をオススメしたい。
パソリのドライバはソニーのサポートページで配布されている。


[スマホから]

・iOS13.1以上のiPhone(環境によっては13以上でも対応できない機種アリ?)か、
システム6.0以上でおサイフケータイかNFC機能が付いたAndroidスマートフォン

上の動作環境にある「マイナポータルAP」アプリが動く機種ならいけると思います。私が持っているMotoG7Plusはアプリのインストールやカードの読み込みまで通りました。
NFC機能がスマホ側でオフになっている場合は申請前に設定からオンにしておく必要あり(オンにしてるとバッテリー喰うから切ってる人多いと思うので)。

Androidで使えそうな機種については以下を参考。後から追加されてるので他に対応機種は増えるかも。

【参照】マイナポータルAPに対応しているスマートフォン(公式サイトより)

■申請が終わったら

申請の時にメアドを登録していれば、申請完了のメールからしばらくして(人口多い所は日数が掛かるかも)役所が引き受けた内容のメールが別に届きます。
不備がある場合のみそれまでに電話が掛かってくる場合も(詐欺電を防ぐためにも番号の検索は大事。非通知で来る事は無いはず)。


【参照】特別定額給付金の給付を装った特殊詐欺に注意(警視庁)

銀行のオンラインサービスを使っていれば振り込み時にメール送ってくる所が大半なので
あとは各市町区村で決められている配布期間まで待つのみ。


■(追記)振り込みが決まった場合

ウチでは振り込みの前日までに入金のお知らせが郵送で届き、指定日の0時以降に振り込まれていました。
郵送申請の書類が届いて申請を終えた後に不備以外でもう1通給付金担当から封筒が来れば受付完了と考えて良いです。


■申請出来なかった場合

混雑中・回線状況が良くない時に出そうなエラーで止まった時は時間をずらして申請すれば成功しやすい。
セキュリティの都合上、申請中の画面でしばらく動きが無いとタイムアウトさせられる事があるので
申請までになるべく必要な準備は終わらせておく事をオススメします。

住所を記入する時に半角数字で丁や番地を入れたらエラーになる場合もあるようなので、その場合は全角数字で入力。

パスワード間違えてロックが掛かった場合は諦めて郵送申請へ切り替えるか腹をくくって役所へ再設定。
電子署名の期限が切れていない&住所変わってないのに認証通らない場合は電話繋がるなら行く前に尋ねて良いかも。

■郵送で申請する場合

郵送申請は世帯分の名前や住所が既に記載されており入力はある程度省略出来る。
送料が掛からずカード急いで作る必要も無いので待てるならこちらのが安全かと。
全員分受け取るなら名前横の受け取り拒否欄に何も書かない事(トラップみたいな配置で置いてあるけど)。

同封する確認書類がオンライン申請で使う物と異なるため、詳細は総務省の専用ページか各市町区村の案内サイトへ。


【参照】郵送の申請方法(総務省)

申請の手順については、こちらでも画像付きで分かりやすく解説されています。

【参照】1人10万円の特別定額給付金、さっそくオンライン申請。手続きは30分(Impress Watch)

■(おまけ)マイナポイントについて

これは公式サイトや役所に案内がある、21年3月までにマイキーID作成してサービス期間に買い物すればポイントが付くPayに似たサービス。
利用するかは当事者次第だけど、還元率が高めなのでカード発行した人で条件が良ければ登録して損は無いかも。
こちらは前に配ったプレミアム商品券みたいな収入などの制限は無い。(還元上限5000円の縛りはある)

【参照】マイナポイント事業